デザイナーじゃないのに!|を読む前の悩み
「デザイナーじゃないのに!」を読む前の僕は、
自分のデザインしたものに
自信を持つことができなかったです。
自分の作ったものにダサさを感じるけど、
何をどう修正していいのかわからない状態でした。
例えば
Canvaのテンプレートを参考にして
ブログの
- アイキャッチ画像
- ヘッダー
- 図解
などを作ります。
そこで色や配置をテンプレートではなく、
自分で選んだものにするとダサくなります。
結局は
テンプレートとあまり変わらない状態で使わせてもらうので、
「僕はデザインのセンスがないんだ…」と
自信をなくしていました。
デザイン初心者がやることは4つ
「デザイナーじゃないのに!」を読んで僕は、
デザインの本を何冊読んでも意味がない
ことに気づきました。
それはデザインの基礎は4つ
「整列・近接・強弱・反復」で、
どの本を読んでも共通です。
だからデザインを勉強していない初心者が
本を数冊読んだところで、
デザイン力は上がらないと気づきました。
実力と自信をつける「実践&フィードバック」
それではデザイン力を上げて自信を持つために、何をすればいいのでしょうか?
それはデザインの基礎4つをもとに、
実践とフィードバックを繰り返すことで、解決できると思いました。
まずデザインの基礎4つを確認しながら資料を作ります。
それから出来上がったものを他人に評価してもらい、
自分では気づけない修正箇所を知ることができます。
- 実践=デザインの基礎4つを確認しながら資料を作る
- フィードバック=他人に評価してもらう
- 実践=デザインの基礎4つを確認しながら修正する
- フィードバック=もう一度、他人に評価してもらう
- 合格ラインを超えるまで「3と4」を繰り返す
資料作りという実践で
デザインの基礎4つが身についていき、デザイン力を上げることができます。
そしてフィードバックにより、自分に足りないものを知ることができます。
この実践とフィードバックを繰り返していくことで、
自分のデザインに少しずつ自信がついてくるでしょう。
ビフォー&アフターの比較でわかりやすく
「デザイナーじゃないのに!」の第6章を読んで
提案方法が参考になりました。
それは「ビフォー&アフターを比較しながら説明する」ことです。
この提案方法をとることで
デザイン知識のない人が判断しやすくなります。
- デザインのルールに則った資料=ビフォー
- 修正案の通りにデザインし直した資料=アフター
このビフォー&アフターの比較で説明していけば、
意見の食い違いを減らすことができると思いました。
「デザイナーじゃないのに!」の第6章を読んでから
これから僕自身、初心者の視点に立つことを心がけていこうと思いました。
デザイナーじゃないのに!|感想のまとめ
「デザイナーじゃないのに!」は
デザイン初心者の人にこそ読んでもらいたい本です。
デザインの基礎4つ「整列・近接・強弱・反復」を確認しながら資料を作り、
フィードバックを受けながらデザイン力を上げることの大切さを知れます。
また「ビフォー&アフターを比較しながらの説明」ができれば、
仕事上での人間関係もよくなることでしょう。
「デザイナーじゃない」からこそ、最小限のことがこなせれば大丈夫です。
ただ「デザイナーじゃないのに!」は、オリジナル性を出したい人に向けた本ではないと、僕は思いました。
だからこそデザイン初心者に
- 必要最小限のデザイン知識
- 仕事で活かす方法
がわかりやすく書いてあります。
デザイン初心者だけど、仕事でデザインが必要な人は
「デザイナーじゃないのに!」を読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(参考)
デザイナーじゃないのに!, 著 平本久美子, 漫画 よしだゆうこ, 2020